万年筆の手入れとか色々
PILOTのcocoonやLAMYのAL-starは結構簡単にペン先がバラせるので、買ってから長く使ってるし何か当初からややペン芯がズレているように感じていたので両方ともに1度分解してついでに清掃したりしていたわけだ。
AL-starの方は気まぐれでやったので記録を残してないのだけど、今回のcocoonは写真もあるので。
ネットとかだと軽くでスポンと抜けるみたいなのが書いてあったのだけど、コイツ実は結構固めに入っていて、洗浄したてだと指が滑るのもあってちょっとむずかしい。今回はキッチンペーパーで持って引っこ抜いた。構造そのものは極めて単純でペン芯とSUSのペン先を外せばこの有様。
シンプルイズベスト。
ペン芯に溝があってそこにSUSペン先を載せて首軸に挿せば元通りになるわけなんだけど、微妙に動くのでハート穴(cocoonは丸いが)の中でペン芯の溝がセンターに来るように意識しながら刺し直すと良い。
テキトーにぶっ刺すとペン芯がズレて刺さるし、僕はそれで1回やり直した。
あと実はモンヴィゾの洗浄が結構前に終わっていたので手持ちのインクを入れ直したりしていた。
入れたのはPARKER Quink Blue Black、このインクはフローがやや渋めだから、舶来万年筆の中ではフローが渋めの評判があるAURORAとは相性が気になっていたのだけど、試してみたわけ。
僕の主観だけど、ペン芯にインクが潤沢にあるうちは全く問題なく筆記可能だし、ペン芯側からペン先への供給はむしろフローが良いと思えるくらいに出ていたのだけど……タンクからペン芯の供給がもしかしたら……追いついてないかも……しれない。
掠れが出て来てしばらくキャップしておいておくと問題がなく出るようになるんですよねインク。
何にしてもペン先によく無さそうな雰囲気があったので、すぐにインクを抜いて手持ちでフローが良いインクに入れ替えたわけですが……、今度はフローが良すぎて紙を選ぶ問題が出てきてしまって今はそっちで頭を悩ませるようになってしまったのだけどね……。