ノリでAL-starも分解清掃と調整

2024-02-13

昨日もcocoonを分解洗浄していたのだけど、あっちはペン芯ずれの修正がきっかけで分解することになったのでそのついでに清掃した。
こっちのAL-starはペン芯ズレについては前回修正済みで、今回はインク沼帳(?)の紙との相性が悪く、特定角度で書き心地がシャリつくので実はペン先が微妙にズレている可能性があるということを考えて分解してペン先を調整してみた。
まずは洗浄ということでインクを抜いて、コンバーターを使った水の出し入れ。

前回はテープで雑にペン先を抜いたのだけど、僕に抜かりはない……今回はゴムシートを巻いて抜くぜ!

スポンと抜けた……ペン芯が……。
いやそっちを抜くつもりはなかったのだけど……。
せっかくなのでペン芯も洗浄しておいた。
ペン先はこのあと外して、ペンポイントを確認するも僕の目にはかすかに……紙の繊維の太さ分くらいズレているような……? くらいにしか見えないけど念の為に修正……。

ペンポイント調整後にペン先をテキトーに眺めてるの図

ペン先を眺めて満足したので、カメラのレンズ磨きに使う、シルボン紙(ダスパー)に無水エタノールを染み込ませてから脱脂してシルボン紙で乾拭き。
これらのエタノール使用はペン芯や首軸から外れているからできることであって万年筆に装着している時には絶対にやってはならない。(樹脂等の劣化を招くので)

よく考えたらうちには超音波洗浄機があるのでこのあたりの取り外したアイテムを超音波洗浄するのもいいかもしれないね……。

無事に組み上がった

ペン先の修正だけのはずが分解清掃になった。
何だかんだでこの万年筆は使い始めてもう4年位は経つのと、ペンクリニックで診てもらったことがないのもあってやっぱり不調だったみたいで、今回の洗浄と微調整でインクフローが良くなったし、ペン先の微ズレも概ね解消されたみたいで書き心地が変わったのでやってよかった。

メーカー保証が受けられなくなるので分解ってしてなかったのだけど、よく考えたら保証期間終わってるしもういいかみたいなところである。
AL-starについてはペン先は単体で売ってるし、cocoonはカクノのペン先と互換性があるから何かあればそっち買ってきて抜き取ればいいわけで……。

ただ、金ペンでこれをやろうとは思わないなぁ……値段違うし。(やっても比較的安価で予備があるPLATINUM萬年筆の#3776 Centuryか、ジャンクを拾ってきて遊ぶかだと思う……)

あと、このブログを見て真似して失敗しても責任はとりませんので悪しからず。
やるなら僕と一緒で自己責任にてやってください。