K-3 mk3 monochromeが生える
K-3mklllの発売年の暮れ頃にこのカメラの派生機案が出たときの案の一つにmonochrome専用機があったことを覚えている方はPENTAXユーザーには多いと思います。当時のイベントで行われたアンケート結果では2位だったのですがこの度無事に発売されました。
最初の発表の詳細は過去にブログに掲載しているので以下より。
この時は冷静を装って気になるとか軽く書いてますが、頭の中では出て欲しいと叫び声を上げながら願っていたものです。
売れるかどうかとか知らない、でも実現してくれたら僕は欲しい、出たら買いたい、欲しい、欲しい! みたいな感じで。
その後もチラリチラリとmonochrome専用機の話はブログでも書いていたのですが、遂に手元に来ました。
感無量。
保護用にペタペタと貼っている黒のテープの関係で多分この角度でモノクロ写真だと違いがわからないですので後ろからの写真も……。
僕は基本的にリコーイメージング製品は3年保証目当てなのもあって直販でしか買わないので今回は特別仕様のMatte Black Editionになりました。
実は最初一瞬だけ迷ったのですが、塗装が違う方が見分けが付けやすいかなということでそのまま注文、発売日に無事届きました。
質感はいいので、これはこれでアリ。(実は外装にそこまでこだわらないので今まで黒の通常モデルばかり買ってます)
このカメラ、monochrome専用機なだけあって色々と潔い仕様なので、現像とかでイジるところがほぼないです。
ノイズ処理が絶妙なのかノイズが粒状感としてちゃんとキレイなのには驚きました。
上の4枚の写真も撮影時に絞りを多少触ったり露出補正をイジった程度ですがほかはほぼそのまま。
カスタムイメージも3種類ありますが、イジれる範囲に色が無いからかパラメーターを触って揃えると一緒になるようにも思えます。(違うという説もあるのでそのうち比較してみるのもいいかもしれません)
普段モノクロで撮ることを前提にしてやっているのでとても馴染みますし、機能的に制限されることで余計なことを考えずに光と影と形に集中できるのは個人的にはかなり好印象。(僕自身が単焦点レンズを愛好するのも制限されることが何か楽しいからですし)
今回はまだ家の中でしかまだ使っていないのですけどね……。
ただ、つけるレンズの選択を間違ったといいますか、家の中で130mmくらいの画角って狭すぎますね……。
今年の6月一杯で3年保証が終わるのでそろそろ使わなきゃなぁみたいな感じで久しぶりに引っ張り出してきたんです。
持っている単焦点で1番重いレンズで、所持している全レンズを通しても3番目に重いのですが、K-1で使用したときのトーンの出方が1番美しいように感じていたので……。
参考程度にISO感度を追記しました。ISO感度を指定して撮影することはほぼ無いのでバラバラですが……。