GR meet 47 in OITAに参加した

2024-11-16

リコーイメージングのGR担当の皆さんが全国47都道府県でGR meetを行う(予定)企画が開催5回目にして九州初上陸ということで早速申し込みをしてみた。
かつてGRlllユーザーであったが諸事情で手放してしまったので、今回は機材貸出枠での参加となる。
今回は用事の関係で募集開始直後に申し込めなかったので不安になっていたが、幸運にも申し込み時の貸出機材はすべて使わせて貰えることになった。内容としてはGRlllxと外付けミニファインダー(GRlllx用のGV-3)、テレコンバージョンレンズ(GRlllx用のGT-02)。

イベントの公式レポートは以下の通り。
詳しくはそちらにお任せして、このブログではいつも通り参考にならない日記的なものを書き残していく。

今回の会場は海地獄の入り口横にあるカフェのCAFETERIA UMIだった。
以前に参加したGR meet門司もオシャレなホールを貸し切って行われたりと、PENTAXのイベントとの違いを感じる。(僕はそれぞれ好きだ)

会場に早く着いたので時間つぶしがてらK-3mklllで撮影。カスタムイメージは夏天。

この日は朝方を除いて雨こそは降らなかったものの、空模様が目まぐるしく変わっていくことになるが、開始前のこの時間帯が空の青成分が比較的多めだった。

講評して頂いた写真

GRlllxについては焦点距離がやや広い標準域(ライカ判で40mmの画角相当)ということで近年疎かになっているところでもあり大変苦戦したように思う。
そんな中で講評をお願いする3枚を選ぶのは難しかったし結果的に3枚中2枚がテレコンを使用した(中望遠相当)写真で占められていたのは我がことながら笑ってしまう。

1枚目に相当する写真は諸事情により割愛。
今回はすべてイメージコントロールのソフトモノトーンを微調整して仕上げた。

最近は階調を重視してコントラストをそこまで上げないように現像することが多いが、ここまでソフトにすることはあまりないので新鮮に感じた。

鉄輪撮り歩き

GRlllと同様のUIに操作系で初めてのカメラの筈が驚くほどに違和感がない。
実際に使ってみると、GRlllxの目につくものをスパスパ撮っていく撮影のテンポ感そのものはGRlll同様で軽快だ。
ただし焦点距離が伸びたことの影響は思いの外大きく、画角の違いというよりは被写界深度の浅さで痛感することになった。
それでも比較的平面的なものを撮影するときには画角的にパースがつきにくく扱いやすい。

GRlllのマクロモードの接写は結構多用したことから、GRlllxでも試してみた。
被写体の最大撮影倍率というよりはカメラと被写体の距離感で覚えていて、GRlll感覚でカメラを寄せると合焦しない。
あとでカタログスペックを見て知ったのだが、マクロモード時の最短撮影距離がGRlllxで約2倍に伸びていた。

そこら中から川に温泉が流れ込み、川からも湯気が上がっているのが別府らしい光景だなぁと思う。
夏は地熱と蒸気の熱、太陽の熱と湿気で蒸し風呂のようになるのが玉に瑕だが……。

ここまでの3枚のカラー写真は僕がGRlllを使うときの基本色であるポジフィルム調で撮影し、最後の1枚だけをカメラ内RAW現像でクロスプロセスにした。
個人的にはブリーチバイパスなども含めてこのあたりはハマるとかなり印象的な仕上がりになるので好きだ。

カラー写真の初期値はポジフィルム調の撮って出しjpegでもう良いよね……みたいな気持ちになることが多いGRlll系のカメラ。

こういう写真好きなんだよね……、ご理解いただけるだろうか……?

ただ、別府的な感じは全くしないけども……。

GR meet 47には今後も参加したい

近年のオンラインでもまた別の楽しさがあったように思うが……改めてやはりGRのリアルイベントは格別だ。
今回の全国を巡る企画はよりご当地感があり、地元のユーザーさんが他所から遠征できたユーザーを案内してくださるような行動をされたこともあってメーカーさんがユーザーを迎えるだけではなく、地域のユーザーさんにも迎えてもらえたように感じてとても興味深かった。
個人的には北部九州でのイベントには全部出席したいし、もっと遠くでも予定が合えば行きたいくらいには魅力的に感じた。(旅行の理由付けになるので)

主催のリコーイメージングの方々、大和田良さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。