MONVISOのペン先調整送り
先日に衝動買いしたアウロラのモンヴィーゾなのだけど、ペン先がやはりズレていることや長く店頭に並んでおり試筆もそこそこされた個体であろうことも考えて万年筆修理専門店に調整の相談をしてみることにした。
地方民なのでペンクリニックの開催が中々希少で手持ちの万年筆をすべて診てもらうには10回以上(コロナ以後、1度のペンクリニックで診てもらえる万年筆が1本に限定されているお店をよく目にする)通わないといけないとなると限られた万年筆で回さざるを得なかった近年。
維持を考えると修理業者さんにお願いするのが1つの選択で、これならば時期を問わずに万年筆のコンディションを保つことが出来るのが魅力だと感じた。
なので今回は試しでたまにネットで話題にのぼってきて目にする評判の良いお店へお願いすることにした。
現在は修理が立て込んでいるらしく、納期見積もりは14日前後とのこと。
自宅での書き散らかし用で今回購入したこともあり、普段遣いの外出用に使っている金属軸の鉄ペンもあることだし問題はない。
あと近年は年賀状(普通紙)の宛名書き程度しか使用していなかったPelikan Souverän M1000も点検をお願いすることにした。
修理が立て込んでいない状況であれば納期は大体7日前後になることが多いようで、とても早い。今回は修理待ちが多いため長めの14日前後とのことだが、それでも早い方だと思う。(ネットで調整できるお店を調べた感じ)
一先ずはモンヴィーゾからPARKERのQUINKブルーブラックを抜いて清掃。
このインク、古典インクではなく粘度もあまり無い系統のインクなので洗浄がとても楽だ。(あと先日に入れたばかりなのでインクが煮詰まっていない)
モンヴィーゾはリザーブタンクつきなので、その特性上さすがにPelikan Souevän M1000/M1005ほど楽ではないが……。
万年筆の清掃を終えてちょっと過剰包装気味に梱包して送り出す。
今回の依頼を決めるにあたって、事前に相談というかたちで受付担当者さんとやりとりをしていたのだけど、そこで真摯なアドバイスがあり、また現品を点検後、写真で状態を見せていただきながら調整・修理の方向性の説明があるとのことなのでそこも楽しみに思っている。