万年筆の寝床と苺大福

2024-02-13

万年筆を一本増やしてしまったことはこのブログを読まれている方にとっては記憶にあたらしいと思う。(見てない人は見てないと思うけど)
前々から机の引き出しの中に仕舞っておくのに限界を感じていたのだけど、このタイミングでちょうどオンラインの文具販売で有名なペンハウスで万年筆保管用の木製の箱(10本収納)が売られていたので思わず買ってしまった。
察しの良い方は既にピンときてそうだが、今回増えた万年筆がアウロラだからというのが直接の理由。(軸が綺麗だし)

Pent〈ペント〉 引き出し1段 桐製 万年筆箱 10本用 スタッキング PH-4C

開封してみたところ、桐の良い香りがする。
外装については特に問題なくいい具合。
ペンハウスはオンラインの販売店なのだけど、その在庫を収納する際に利用する箱を一般販売しているものらしい。

桐製の箱、万年筆を収める箱の中は起毛のメルトンが貼られているので万年筆の保護にはばっちりだ。

起毛のメルトン

このペンハウスオリジナル商品であるPentは結構いい具合にツボをついてくるのでチョコチョコと買っているのだけど、これは久しぶりにクリティカルヒット。

今はメンテに出している関係であまり本数がない

一段が埋まったら買い足して上に積み重ねていくことができるのも良い。
送料を無料にするためにこれとは別に追加でいくつか買い物をしているのだけど、そちらについてはまだ使ってないのでそのうち……。

苺大福までたどり着けた

以前に普段大福を食べないから極稀に塩豆大福を食べるところで止まって、苺大福まで中々辿り着けないみたいなことを書いたような書かなかったような気がしているのだけど、今日は食事を一回犠牲に捧げることによって珍しく苺大福まで辿り着けた。
実は僕自身、苺大福ってあまり好きじゃなくて、その理由は苺の異物感というか、苺と大福が独立して成り立っているのでお互いに邪魔はしないけどそんなにいい関係じゃないよね? みたいな印象があったからだったりする。
今回、たまに麩まんじゅうを買って食べている和菓子屋さんの筑紫野松庵さんに旬ということで苺大福が並んでいたので気まぐれで手に取った側面が強いのだけど、正直そこまで期待していなかった。

白あんの苺大福って初めて食べた


今回食べたこの大福、何が凄かったかと云うと苺と餡と大福(外装)がいい具合に調和していて喧嘩しないどころか引き立てあっていた点だ。
正直、苺大福の苺って苺の存在感に大福が負けている印象が強いのだけど、この苺大福はそれがない。
通常の粒あんの方も良かったけど特に白あん。
苺と合わせてかなり和菓子からはみ出して(?)カスタマイズされている印象で驚くほどの馴染みっぷり、今まで僕が食べていた苺大福と僭称する某みたいなものとはもはや別物でこれなら苺大福は好きだと言える。