調整に出していた二本も戻ってきた

2024-02-13

先月、マエストリートさんのところにペン先調整で出していたAURORA 360 MONVISOとPelikan Souverän M1000が調整を終えて戻ってきた。

内容としては、アウロラ・モンヴィーゾはペン先の開きの修理と分解清掃を、ペリカン・スーベレーンM1000はペン先の背開きの修理だった。

久しぶりに使ったので恐恐と書いてる関係もあって字が下手くそなのは見逃してほしい。
感動した! と書いてるのだけど実際インクフローが調整に出した時よりいい塩梅になっていて、ヌルヌル感が増してペン先の撓りも相まってこれはもはや筆のような書き味……。

購入直後と比べると別物な書き心地、やっぱり専門店で買うべきだよ……万年筆は……。
何にしてもベストな状態になってこれからが楽しみ。
モンヴィーゾはマエストリートさんがペンポイントを積極的に研磨していないようなので、僕の書き癖で育てることが出来るのも良い。(他の金ペンは全部ペンクリニックで僕の筆記角度に調整されている)

全部戻ってきたので埋まった

試筆用でマエストリートさんが入れてくれていたインクを半日で使い切ってしまったのでアウロラ・モンヴィーゾを洗浄する。
恐らくPelikan 4001 Royal Blueかな? 試筆とかでも良く使われるインクだし。

リザーブタンクの存在を忘れていた

流石にこれだけ一気に書き続けると、このモンヴィーゾの書き方のコツが掴めてきたような気がする……。
この万年筆のツボな角度で書くとサリサリ感が薄れて何かヌルヌルになったような気もするけど、マエストリートさん曰くアウロラはペンポイントが削れるのが他社に比べて早い傾向らしいのでもしかしてもう僕の書き癖が……?(そんなわけない)

今回の二本の調整はかなり満足な出来で、親身に相談に乗ってくださり素晴らしい調整を施して下さったマエストリートさんには感謝しかない。
本当に、ありがとうございました。


偶然一緒のタイミングになったのだけど、古典インクじゃない赤系のインクを持っていなかったので、Pelikan 4001 Brilliant redを買ってみた。

パッケージは前に買った4001のブルーブラックとインクが色違いだけど同じような感じで、瓶の形状も同一。
この瓶の形状いいよね、インクが減ってきたら傾けて吸入しやすくできるし……。
流石に輸入品だからか前回にブルーブラックを買った時より3割弱値上がりしてるけど、まぁこの量だし元が安いからいいか……。

実際に書いてみるとちょっとオレンジっぽくもあり、朱色っぽくもあり、ただエーデルシュタインみたいな様々な色が混ざっているような感じもなく、インクの特別感は無いけど、これはこれでシンプルでいいね。

メーカー名万年筆名字幅今のインク次のインク(予定)
AURORA360 MonvisoM洗浄中PARKER Quink Blue Black
LAMYAL-starEFPILOT 色彩雫 月夜継続
PelikanSouverän M1000B洗浄中未吸入保管
PILOTcocoonFPARKER Quink Blue Black継続
PLATINUM#3776 CenturyF洗浄中Pelikan 4001 Brilliant red
インクが入ってる万年筆一覧
メーカー名インク名古典顔料個数開封年月日
PILOT色彩雫 月夜12019夏頃?
Pelikan4001 Blue Black12019秋頃?
PLATINUMClassic ink Lavender Black12019秋頃?
Pen-Saloon喜望峰22019秋頃?
ご当地インク北九州 MACHI IRO巡り~鉄の街・八幡~12019冬頃?
藍濃道具屋源氏物語12019冬頃?
SAILORSHIKIORI-四季織- 夜長12019冬頃?
MONTBLANCOyster Gray12020春頃?
PARKERQuink Blue Black12023.02.07
Pelikan4001 Brilliant red12023.03.08
手持ちインク一覧

保管状態が良いから特に品質に問題は出てないけど、古典インクの系統は早めに使い切ったほうがいいだろうなぁ。(喜望峰は未開封の分を残しておく)