GR meet 47 in SAGAに参加した
いつものごとくしっかりとしたレポートは公式のブログにお任せしてこのブログでは個人的な記録を(以下略)
GRmeet47の九州開催については長崎から引き続きの北部開催、今回は佐賀の唐津市ということで福岡からの参加には好立地なのもあって募集開始して即座に流れるように応募した。
問題は公共交通機関で行くかクルマで行くか、であるが懇親会が脳裏を過り、公共交通機関で行くことに決める。
今回のゲスト写真家さんは初沢亜利さん。
僕は今回のゲストということで告知されるまで恥ずかしながらお名前を知らないという有様で、今回どのような話を聞けるのか、講評についても楽しみに参加した。
講評して頂いた写真
今回は撮影の開始前の段階で、4~6枚で組写真でというお題が出た。僕自身のセレクトとしては6枚組ですべてがハイコントラスト白黒、最後の1枚は自撮りで締めたわけだけど、撮影段階で迷走し、今回は撮影そのものはやや短めで切り上げている。(セレクト段階でも紆余曲折があった)
GRmeet47は下関以降、ハイコントラスト白黒縛りでやってきているのが功を奏したのか、組み方も含めて手慣れた感じが出ているとの指摘があった。またポイントポイントで映り込みを意識していたのだけど、全体の印象で中藤さんリスペクトを最初に指摘されてやっぱりわかるよなぁと笑ってしまった。(6枚中4枚が映り込み)
あと、ラスト1枚の自撮りは実のところエルスケンをイメージしたものではないので偶然だった。
佐賀、唐津までの道
今回は長崎から引き続き、肥前国であるところの佐賀である。
ただし、佐賀は佐賀でも佐賀市内ではなく、佐賀市から見ると山を隔てた北部で、路線的には福岡市側からのアクセスに優れた立地である唐津市だった。
唐津市への移動経路としてはまず西鉄大牟田線の福岡(天神)駅へ一度出て。
地下街へ降りて、福岡市営地下鉄空港線に乗り……。
運があまり良くないので、福岡市営地下鉄空港線終点の姪浜駅で筑肥線に乗り換え。
ここでやってきた電車も筑肥線筑前前原駅が終点の電車で……。
再度乗り換え……。
筑肥線は筑前前原駅より唐津側は単線区間となり、海岸線の景色は良いのだけど揺れる揺れる。
このあたりの道路はバイクツーリングで気持ちよく流している道なのだけど、電車の車窓から見ているのは数十年ぶりということで新鮮。
途中駅での停車時間も長くて、当初は余裕がある時間かな? と思って移動していたのだけど、思いの外ギリギリになった。
学生時代には比較的訪れる機会があった唐津市なのだけど、今はバイクのツーリングスポットと、目的地の途中に通過するということから駅前を含めてしっかりと見ていることは存外少ないこともあって新鮮。
撮影開始
今回はGRmeet47で云うと初回参加の大分以来でGR3xをお借りして撮影してみた。前半はいまいち慣れないところで一瞬だけGR3に持ち替えたが、その後再度GR3xに持ち替えて、その後はずっとGR3xで撮影している。
この日の前半は空が大きく入っているカットが多く、空の雲の表情に惹かれてシャッターを切っているのが多いように思う。
後半は商店街へ向かった関係でほとんど空は入っていないのが対称的だ。
旧唐津銀行本店(記念館)、辰野金吾氏の関係で佐賀の知り合いから良く話題に出ていたのだけど遂に来ることができた……。
講評とスライドアンドトーク
講評については最初のお題で組写真という縛りが出たこともあって僕を含めて皆さん苦戦されていたようだった。
今回は撮影を早くに切り上げてセレクトに時間を掛けている人が多いように思えたのは気の所為ではないと思う。
僕自身も、上で講評に出さなかったセレクト落ちについても、四枚に満たない関係でセレクトから漏れただけで、セレクトした写真よりもこっちのほうが好みという写真があったのは事実。
ただ、組み写真として選ぶということを強く意識して撮ってみると4枚には満たずとも何かが複数枚にまたがって通じている写真が撮れて面白い経験だった。
スライドアンドトークについては、学生時代に撮られた写真から始まり、最近のお仕事の話までエピソードや解説を絡めてスライドを見るいつもながら贅沢な時間。個人的には北朝鮮や2019年の香港の話題などが特に印象に残った。
懇親会
今回は参加者の方々や、時折RICOHの方々とお話をして、気付いたら終わりの時間になってしまった。
初沢さんのお話をほとんど聞くことができなかったのが心残り。僕らが雑談しているすぐ後ろにいらっしゃったのだけど……。
終わりに
新年度に突入して以降トラブルが多く、7月にいたってはカメラをほとんど持ち出すことが出来ていなかった中での参加となった。
楽しく和やかな同好者の雰囲気のお陰か、良い気分転換になった。
改めて……写真を撮ること、見ること、交流することって楽しいんだなぁということで元気を貰えたGRmeet47だったように思う。
このような場を用意くださったリコーイメージングの方々、初沢亜利さん、参加者の皆様、ありがとうございました。
またGRmeet47でお会いできますように。