GR meet 47 in KAGOSHIMAに参加した

2024-02-13

大分、山口に続いて予定が取れたので鹿児島へ行ってきた。
GRmeet47へは三回目の参加(GR meetのリアルイベントでは通算四回目の参加)となる。

レポートについては公式にお任せして、私的な記録を……(以下略)

今回は鹿児島ということもあって、僕自身は滅多に行くことのない地域であり、前の二回に比べて遠征という印象がとても強い。
今回のゲスト写真家は岡嶋和幸さん。
実は前日に配信されていた動画等で写真について色々と述べられていたということを後で知って、セレクトを失敗したかもしれないと考えながら自分の番を待っていた。(前日は帰宅時間が遅かったのでそのまま寝てしまった為)

講評して頂いた写真

プロジェクターに表示される順番は違ったのであるが、これが僕の中で本来の順番だったりする。

鹿児島の要素どこいった!? ……下関のときもそういえば……なかったかもしれないし今更か……。

今回僕が提出した中で岡嶋和幸さんに比較的好評だったのは1枚目。逆に被写体に撮らされているという指摘を受けたのが3枚目だった。
この3枚目を提出するか迷っていて、思い返すと無難に日和ってしまったという点で図星だったので反省。

実際に今後はもう少しセレクトを考えようと思う。

出発~博多駅

ここで時間軸は当日朝に戻って会場までの道のりで撮影した写真を並べていく。

今回は九州新幹線を初めて使うということで、早朝に博多駅へと向かう。
朝早くだったので頭は茫としており、危うくGRlllを忘れて出発しかけて一度取りに戻った。

早朝であり、かつ日の出が遅くなったこともあり、博多駅到着時は真っ暗だった。
コンビニ程度しか営業しているお店がなかったので諦めて改札を通り、ホームへ上がってダラダラしていた。
東京行きののぞみが停まっていたのでぼーっと眺めていると空の色が明るくなってきたので撮影してみた。

これはカラー写真にした方がわかりやすいかなぁと思って例外的にカラーで撮影。
GRlllのカラー写真については大正義だと思っているポジフィルム調です。
このあと特筆することもなく、新幹線に乗って鹿児島に運ばれていきます。
ユラユラと揺れる車体と朝が早かったこともあっても寝落ちしております。

鹿児島中央駅~ホテル~駅前

到着して新幹線から降りると僕が感じたのは暑さと乾いて埃っぽい空気だった。
流石は火山灰の降る街……。

僕らが降りてすぐに清掃。
この新幹線は新大阪行きのさくらになった。

今回の宿は鹿児島中央駅直結のホテルでチェックイン前の荷物預かりが楽な場所ということで、JRホテル鹿児島にした。
駅直結だし、現地行けばわかるやろみたいな雑な感覚で改札から出て人の流れに乗って桜島口へ出たら逆だった……。

急ぎ戻って荷物を預けてGR meet 47 in KAGOSHIMAの会場へ向かうために出発する。

GR meet 47の会場へ

実のところ、僕は旅行において公共交通機関なにそれ? レベルで公共交通機関を利用しない。
必然的に遠出するとクルマなので鹿児島中央駅などのある程度の規模を持った駅は渋滞するのでまず近寄らない。
結果的に前回にこのあたりに来たのは20年以上前になるわけだけど、薄れた記憶ながらも鹿児島中央駅前ってこんなんだったよな? みたいな印象とかなり違っていた驚いた。

めっちゃ都会やんけ!

めっちゃ都会やんけ!!(二度目)

路面電車の線路があるのも写真的に嬉しい、運転者だったら嬉しくないけど。

そこからボチボチ歩いて行くと会場に早く着きすぎた。

見晴らしも良いし、好みの影が落ちていることもあって、パシャパシャ写真を撮っていく。
GRlllのバッテリー残量が少し怪しい。

一度、一階に降りて待機するも風がなくて暑いので再度会場の入り口のある10Fまで上がる。

ある程度人が集まってきたのだけど、なんか見たことがある方がちらほら。
大分と下関からのリピーターの方々だった。
時間になると開場。
受付後の特にやることがないのでパシャパシャ撮る。

みんなして撮っていたし、講評に出している人も何人か。
そして、多重露光してる人とかもいた。
僕はあの機能は使いこなせる気がしない。
このタイミングでGRlllの操作説明が入ったので、僕はGRlllの電池を交換してモバイルバッテリーとチャージャーで念のためにバッテリーチャージを開始する。

撮影会開始

これは会場下の道路。近くに路面電車の停留所があるのでそこから乗車して天文館へ。
岡嶋さんは山登りをするということで、そこについていくと講評に出す三枚の写真が撮れるか、かなり心配になったので諦めて脇道に逸れる。

そこへ地元から参加された方が二名と下関でもご一緒した方が加わって四名でディープ鹿児島の旅が始まる。

実はこの写真を出すか迷っていた。
これを一枚目において、階段の写真、手形の写真とするとジャンルは明らかにホラーになるから今回は外した。

講評に提出した写真はすべて同じ場所とその周辺で、一緒に撮り歩いた四人だけが講評で異彩を放つ結果に。

おそらく何度か来ないとこの場所は見つけられなかったと思うし、入るまで更に数回は必要だったと思うのでご案内下さった地元の方やご同行下さったお二方には感謝しかない。

ディープ鹿児島な撮影である程度満足してしまったので、地元の方にオススメの定食屋さんに連れて行って貰った。

鹿児島に来たからには豚カツ食べなきゃみたいな思い込みもあり、ヒレカツ定食など頼んでみた。

美味しくないわけがなかったし満足です。

講評からスライド&トーク

講評についてはアドバイスまで含めてそれぞれの写真をしっかりと掘り下げてお話頂いて大変勉強になった。
軽妙なトークで時折笑いを誘いながら飽きさせない内容でお話頂いた。

個人的には上手く撮ろうとしない、無理しない、自然体な写真というものを考えるきっかけを改めて頂いていて、自分の写真を振り返った時に感じている少しの違和感についてのヒントを頂けたように思う。

懇親会

今回はリコーイメージングの方々と他の会場でもご一緒した方たちを中心にお話をしていた。
他の会場でご一緒した方たちの中では大分・山口の両方でお会いした方も入れば、大分だけでお会いしていた方も居たり、逆に山口だけでお会いした方も居たりとで話も弾んだ。

今後はこの方々と再度ご一緒する機会があると思うと楽しみだ。

最後に

今回は岡嶋和幸さんとお話をしながら一緒に撮影するということは殆どできなかったのだけど、丁寧な講評と軽妙なトークのお陰で写真に対するヒントと充実感と云う意味では他の会場と遜色なく大変勉強になった。

リコーイメージングの方々、岡嶋和幸さん、ご交流頂いた参加者の皆様に大変感謝しております。


追記:GR meet 47で教えてもらったストラップが良い

前にGRlllを使っていたときは純正の革ストラップを使っていたのだけど、手放した際に一緒に処分してしまった関係で、7月にGRlllを買い戻してからは付属品のストラップを使っていた。

自分のGRでGR meet 47 in YAMAGUCHIへ参加して思ったのだけど、ストラップが安定せずに何度か危ない場面もあったのでどうするか迷っていたところ、RICOHのAさんが良さげなストラップを使用されていたので、何を使っているのか尋ねてみたら快く教えて頂けたので僕も購入してみた。

このストラップは長さが短く、指を通すループがあり、金属部品がないということでGRlllにうってつけの代物だった。

ループは小指を通すと収まりが良く、ぶらっとさせるときにも安心感がある。

正直これは良い買い物でした。
教えてくださったAさんに感謝を。