21年11月レンズ交換時写真まとめ

2024-11-16

 こんばんは、u2です。
 昨日の日記にも書いたとおり、腰を痛めてしまい今月レンズ交換で外す予定のsmc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WRを使って新しい写真を撮りに行けそうにもないので、今回カメラに取り付けてから撮った写真で気に入ったものをまとめる記事を書くことにします。
 まとめ記事ということで、写真の枚数がいつもより少し多いので、モバイルデータ通信を使用されている方は、WiFi環境下で見られることをオススメいたします。

smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR

 実はこのレンズ、K-3キットレンズであるDA18-135に続く2本目に入手したKマウントレンズで、Kマウントの交換レンズ単品として購入した初のレンズでもあるため、思い入れがあるレンズでもあります。(初の交換レンズとして単品購入したレンズは中古のタクマーです)
 購入当初は右も左もわからない状態で使用していたため、色々と酷い有様で写真をお見せ出来る状態ではないのですが、その後も諸々の癖が強く使用率があまり高いとは云えないレンズでした。
 ですがこの1年間は、所有して以来もっとも多用することになりました。事情として、メーカーこそ違えど好きな写真家さんが多用した100ミリの等倍マクロレンズという画角の一致。モノクロームメインの撮影にした結果として癖が前ほどに目立たなくなったことが挙げられます。

 光学系が同一と云われている旧型のsmc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8のWR化に合わせてフォーカスクランプ機構が廃止となりましたが、耐候性が向上し雨天でも心配せずに持ち出すことができます。外装はアルミになって見た目がLimitedレンズ風になっています。また、円形絞りの採用(F5.6まで円形)とSPコーティング(防汚コーティング)の採用で地道にアップデートされていて、全体的な使い勝手が向上しています。
 ただし、ボディ内モーターでかつマクロレンズのためピントリングの回転量が多くAF動作時の音はかなり派手です。また、モーター駆動量の多さから、バッテリー消耗が早くなりがちで、AF精度も少し悪目です。このあたりはマクロレンズ故という特性でもあると思うのでその点を念頭において使うことをオススメします。(予備バッテリーを多めに持つことや近接撮影をしたら一度MFで無限遠まで戻す等)

スナップ写真

 レンズフードがかなり深く、装着していると前群が繰り出されていない時でも細長い外観をしていますが、レンズフード内でレンズ鏡胴が伸び縮みする仕様なので、近接撮影の前群繰り出し時でもマウント面からレンズフードの先までの全長は変化しません。その全長が変化しない構造のため、長さの割に取り回しがしやすく、構図的にも中望遠の圧縮感で上記のように住宅街でも余白を埋めやすいのもあって全体としてはとても扱いやすいレンズです。

 空を大きく入れた時も、圧縮効果で電柱と電線の存在感が増すこともあってアクセントになるため無電柱化が進んでいない住宅地などでの散歩がてらのスナップ撮影には向いていると思っています。


 100mmの中望遠レンズなのでこんな感じに散歩中に目についた人や物をある程度引き寄せて写してみたりすることも可能です。
 縦構図がしっくり来る画角になっています。
 気付いたら縦に構えていることが多いのですが、縦グリップを使うことはほぼ無いです。

 レンズプロファイルを当てる前の素の状態で写真にほとんど歪みがなく、構図的には光学ファインダーを見たほぼそのままで記録されるのも良い点です。またそれ故に線を構図に入れたくなるのもこのレンズの特徴だと思います。

 横の構図の写真はスナップだとほとんど撮っていない点に写真を整理していて気付きました。
 ライカ判100mm画角での縦構図の収まりの良さを教えて下さった偉大なる先人に感謝です。

”植物”写真

 気付いたら葉っぱを撮りたくなってしまうレンズでもあります。等倍マクロなので一枚目のようにガツッと寄ることもできますし、二枚目のように少し引いて撮ることものできるので、選択肢の幅が広くて楽しいです。

 カラー現像した薔薇写真もありますが、先日記事に纏めたばかりですので、気になられた方は以下の記事を合わせてご参照下さい。
 2枚だけモノクロスナップ写真もあります。

交換予定のレンズは今、佐川急便が運んでいて問題なければ恐らく明日に届きます。