PENTAXミーティングオンライン2021に参加する
こんばんはu2です。
本日はメインで使用しているしているカメラ、Kマウント機を発売しているリコーイメージング様の主催するオンラインイベントが2つ行われたので、今後の話や新情報なども聞けると嬉しいなと思い参加してきました。(今回記事にしているのはPENTAXミーティングオンライン2021の方です)
PENTAXミーティングオンライン2021
僕としては2019年の100周年イベント以来の公式イベントへの参加です。このご時世を鑑みてオンライン開催へと踏み切られたようですが地方在住者である身からすると遠征費用が掛からないので大変助かります。実際にお会いしてお話する楽しみもあるので、良し悪しはあるのでしょうけど。
開幕
PENTAXステートメントの動画が流れて開幕。チャットではファンの方々が交流されている様子が見えていますが僕は人見知りなのもあって最初の挨拶以外は話せませんでした。
ステートメントの映像が終わったあとに登場された、司会担当の川内氏が着られているシャツの第一ボタンがリミテッドレンズについている七宝焼フィンガーポイントの緑色でさり気なくLimited色が出ていて良い塩梅だと思います。(画像キャプチャーと公開は許可とのことで以下)
レンズ開発者によるDFA21mmLtdで撮った写真バトル
開発者の方々なので、開発者視点のこだわりポイントで語って頂けるので面白く拝見しました。
江橋氏(光学設計)・中村氏(メカ設計)・渡邉氏(デザイン)・飯川氏(メカ設計マネージャー)・小織氏(プロダクトマネージャー)
この順番で拝見したのですが、僕はデザインの渡邉氏の写真が1番好みだったかもしれないです。プロダクトマネージャーの小織氏のススキと富士山も凄く良かったので迷ったのですが……。(ちなみに優勝は小織氏でした)
K-3mklllで撮影されたという飯川氏の作例を拝見した感じ、K-1だけじゃなくてK-3mklllにつけても良さそうです。
新カスタムイメージ
K-3mklllの新ファームでカスタムイメージを追加するとアナウンスがありました。
・万国共通で懐かしいというイメージ
・名称は里び(SATOBI)
・懐かしさを表現するための60~70年代の写真の風合い
以下イベントからキャプチャです。
イベント中に写真家の塙さんも言及されていましたが、コンセプト的に所謂ニューカラーっぽいイメージを僕も持ちました。(具体的なフィルム名は思い浮かばず)
FUJIFILMの最新のフィルムシミュレーションであるノスタルジックネガ、ノスタルジックの名の通りニューカラー期の発色に着想を得ているようで、別の会社でも似た方向を向いているのが面白いと思いました。(X100Vには入っていません)
今回の新しいカスタムイメージは企画・開発サイドが大きく関わっているということで今の流行を取り入れた形なのでしょうかね?
あとカスタムイメージでのトーンカーブ表示の実装は結構大きなことだと思います。より本体内での現像に力を入れてきているような印象です。
K-3mklllで実装されるそうで、恐らくK-1系には実装されないと思うのですが、FALimitedやDFALimitedを主に使うのはあちらなのでK-1系の後継機に期待しろということなのでしょうね。お待ちしています。(後にテストファームを経て実装とアナウンス)
K-3mklllの派生機案
個人的に気になる機種はmonochrome専用機です。
あとカスタマイズ対応が可能そうなシャッターボタンストロークの変更については実現すると利用するかもしれないです。(K-1と比較してやっぱり深い)
その他の情報
O-GP1がラインナップから消えてどうなるかと思っていたのですがファームアップでカメラ単体で出来るようにするんですね。どういう理屈で可能になるか不明なのではありますが……。しかし、テストファームをユーザーに配布するのは凄い冒険ですね。
里びはLimitedレンズには凄く合いそうだし、いいなとは思っていたのですが、まさかK-1系にまで搭載いただけるとは……。ありがたいことです。
次のフルサイズ機
冒頭で、K-1mkllをまだまだ使い続けて欲しい旨のコメントがあったこともあり、まだ全然話は進んでいないようです。
そんな中で、検討中の案として若代氏より4案が示されていました。
A案:新開発の高屈折率ガラスプリズムを搭載したファインダー、新開発の画像エンジン、高画素モデル。(だいぶさき)
B案:K-1/mk2系のデザインを引き継いだ25M級センサー搭載(未確定)の低画素モデル。(動作サクサク系)
C案:マニュアル露出・マニュアルフォーカス、小型軽量、シンプルな一眼レフ。
D案:K-3mklllのフルサイズ版。 動体撮影性能、高速起動を含めて操作性も揃えていく。(ファインダー倍率はK-1系と一緒でK-3mklllのプリズム?)
この中であれば僕が購入を検討し、支持するのはB案とD案ベースかなぁと思います。ただ、今後のことを考えるとA案のモデルもメーカー的には必要なので応援したい思いもありますね。
恒例のじゃんけん大会
いつも一回戦負けするじゃんけん大会で何故か決勝まで勝ち残ってしまう……そして最後に欲が出て負ける。
今回もどうせ負けるだろうと適当に出してたら勝ってしまったので、じゃんけんは勝とうとしないほうが勝てるってことがわかったのです。
勝てると思ってない故にベッドの上から雑な格好でカメラのついてないデスクトップPCを使って参加していたわけですよ。じゃんけん大会の賑やかしのつもりで……。(過去戦歴を見たら今回よりも圧倒的に倍率の低い競争で大敗北しているわけですし)
最後に
冒頭にキャプチャした画像の転載は認めておられたので大丈夫だと思ってバンバン載せましたが、アウトなものがありましたら改めてTwitterのu2アカウントまでご連絡下さい。(川内氏の写真や開発者対決の写真など)