寝かせてたインクを開封する
前回購入したPelikanのエーデルシュタインのローズクォーツは購入から1ヶ月くらい引き出しの中で寝ていたが、今回は何と10月29日に購入しているので大体3ヶ月半くらい寝かせている計算だ。
万年筆の使用本数を増やしすぎるとローテーションで差し障りがあるのである程度絞って使用している関係もあり、万年筆の入れ替えのタイミングを待っていたのがある。
ただ、その後にエーデルシュタインのローズクォーツを吸わせたPelikan Souverän M805の字幅がEFで、インクの特徴もあってフローがあまり潤沢でない関係でまるでインクが減らず交代できていない。(なので今回は諦めてガラスペン)
さて今回は寺西化学工業のギター 大正浪漫ハイカラインキシリーズから、ナイトタイムソーダをセレクト。
これはシリーズ第4弾の追加色の1つ。ブルー系統という定番色なのもあって、同シリーズに青系統の選択肢が複数存在する。(第1弾のメランコリックブルー・第3弾のスモーキーネイビー等)
寺西化学工業のギター 大正浪漫ハイカラインキシリーズは過去に購入した二本は粘度が高めの印象を持っていたが、こちらはそこまで粘度は高く無さそうな気がしている。(といってもシャバシャバしているわけではないので粘度が必要なAuroraでも使えそうな気もする)
色見本の印象通りでやや明るめだけど、色彩雫の紺碧ほどは明るくない青という印象で、実はブルーブラックは多く持っているのでそっち側との兼ね合いがあってメランコリックブルーやスモーキーネイビーは今回は回避した経緯がある。
個人的にはちょうどいい塩梅の青。
あまり減ってないのはこのあたりのインクを主に使うAURORAの万年筆を最近使っていないから。
ちなみに右のサロン・ド・ヴァイオレットが第1弾シリーズ、左のレディ・エメラルドは第2弾、真ん中のナイト・タイム・ソーダが第4弾になっている。
インク瓶の中の部分は水筆で下から上に向けて薄めているのだけど、このナイトタイムソーダはレッドフラッシュこそ出るけど、他の大正浪漫ハイカラインキに比べてメインの色以外の出現はほぼ見られない。(遊色って表現でいいの?)
一応の予定では、このインクはAURORAのBAIAに入れるつもりである。