実はこっそりとK-1mk2が増えてた
手持ちのカメラは数台あるのだけど、出てくる写真の好みに順番をつけるならどれ? みたいな話をすると間違いなく一番手で名前が挙がるのはK-1になる。
K-1は10年近く前に出たモデルなんだけど、このカメラのマイナーチェンジモデルであるK-1mk2は、2024年現在でも新品で販売されている。
このK-1mk2についてはベースはK-1なのでUIについても最新のK-3mk3系から見ると1世代前のもの、USBの規格などについては企画当初のものらしく一段と古めかしい。(USB2.0)スリープからの復帰なんてK-3mk3を触ってる身からするとなんともモッサリな動作と感じたりする。
でもK-1から出てくる写真は好きなんでそれのマイナーチェンジモデルのこれが買えるうちに1台抑えとくか、みたいな感じだ。
なにより昨今のカメラの価格高騰前に発売された機種で長く売っていることから価格的にもかなり熟れていたのも個人的には重要な要素だったりする。
以下、K-1mk2とsmcPENTAX-FA43mmF1.9 Limitedの組み合わせで撮影。
今回はいつも通りに撮影したけどK-1mk2についての個人的にメモを以下に記す。
ベースとなったK-1は世代的にはK-70やKPと同一であるのだけど、ダイナミックレンジの拡大に寄与するアクセラレータユニット(第1世代)を搭載していない。基板レベルで実装する場所が空けてあったという話も聞くことから、マイナーチェンジをしてアクセラレータユニットを搭載したK-1mk2が完成形と言って差し支えないと思う。(mk2への有償アップデートサービスも当時実施していた)
このアクセラレータユニットというものが新開発品だからかクセの強い仕様で、K-1mk2/KP/K-70に搭載された第1世代はISO800あたりから動作するようで、ISO100を超えたところからISO800未満の領域ではISO800よりダイナミックレンジが狭いというデータが出いているのを見たことがある。つまりは使いこなし的にはISO100・ISO800~という設定がおそらくダイナミックレンジを重視するとベターな運用となると思われる。
僕が所有しているアクセラレータユニットを搭載したカメラというとGR3が最初だがこちらは先の3台からチューニングを変更してより低感度(ISO200あたり)からアクセラレータユニットが動作するらしくもっと雑に扱っても問題なかったのだけど。(ここを仮に1.5世代とする、K-3mk3系は第2世代になっている)
……あと実はこのカメラを購入したのは5月末だったりする。その後に体調を崩したり色々とあってブログ書いたのは7月になってるけど。