珈琲の話をしよう2
こんばんは、u2です。
腰痛が悪化しているので通院以外は自宅に引きこもっています。自宅内で大人しくすれば良いのでしょうが、何もしないというのも苦手なので、腰に負担をあまり掛けないでPCで写真現像を出来る方法を模索した結果として、過去写真を現像するにもPCデスクの前に両膝立ちやら正座やらしながら現像していたりと傍目に見て変なことをしています。両膝立ちは地味に膝にダメージを負いそうなので今後は正座してやろうと思います。
さて、本題の珈琲の話ですが、前回電動ミルの話だけで終わってしまったので今回は具体的に珈琲を淹れてみます。
今回の豆はインドネシアにあるスラウェシ島で作られているトアルコ・トラジャのシティローストです。この豆の品種はアラビカ種で、生産に日本のキーコーヒー株式会社が深く関係している銘柄で、生豆の品質についてはキーコーヒーのお墨付きということで定評があります。詳しい経緯などは興味がお有りでしたら、先程のリンクから御覧ください。
今回は腰の調子も良くないので、手軽に時間管理で安定した味が出せるフレンチプレスで淹れていきます。今後淹れ方ごとの味の特徴・傾向なども纏める記事を執筆しようかな……。
今回のミルは手挽きです。ドイツのザッセンハウス製のミルでサンティアゴといいます。ニーミルと呼ばれる膝に挟んで固定してハンドルを回すタイプのミルです。国内のコーヒーミルの正規代理店はメリタジャパンがしているようです。(別の商品はザッセンハウスジャパンというのが正規代理店のようです)
このミルはフレンチプレス用にかなり粗目に引けるようにダイヤルで調整していますので、事実上のフレンチプレス専用機みたいな扱いです。上の金色の蓋を開けて珈琲豆を投入して、今回は腰が痛いので立ったまま、テーブルに押し付けてからハンドルを回しました。
豆が深煎なのとサンティアゴの切れ味が合わったからか、サクサクとした手応えでハンドルを回すのが楽しいのがこのミルの良いところであっという間に挽き終わります。
手前でボケて写ってるものは漏斗です。これはエアロプレスについてきた物で、便利なのでフレンチプレスのビーカーに挽いた豆を入れる時も重宝しています。
お湯を注いで待ちます。
その際に上から半分ほどにプレスして豆をお湯に馴染ませて、そのあとは完全にプレスから解放して待つとかなり良い具合になります。
時間管理をして厳密にやると味が安定しますし、他の豆との味わいの比較の際にも便利です。
規定時間になったら底までプレスして、コーヒーカップに注げば完成です。
フレンチプレスの特徴として、金属フィルターで粗目に濾してある点で、コーヒーオイルはほぼストレートに全部出ていてコクが強めになる傾向と底に微粉が溜まるため、紙や布のフィルターでドリップしたものやペーパーフィルターで濾したエアロプレスに比べると口当たりにザラつきがあります。このあたりは個人の好みによって判断が分かれるために一概に良し悪しは言えませんが粉っぽさが苦手という人が多い傾向にあるのは体感しているので一応書いておきます。
今回淹れたインドネシアのトアルコ・トラジャのシティローストですが、フレンチプレスで淹れてみたところ、甘みが突出しているように感じ、オイリーさと合わさってクリーミーと表現してもいいかもしれないイメージでした。個人的にフレンチプレスはブラジル・ショコラ サンアントニオ農園が今まで自分で淹れた中では1番美味しいイメージだったのですが、トアルコ・トラジャも悪くない……。
腰が治ったら改めてネルドリップで淹れたいものです……。
……ボケてハイキー目な写真が多い印象を持たれましたか?
はい、生活感を消すのに必死です。
珈琲豆はいつものお店です。この後にGoogle Mapの地図とリンクをつけておきますので、よかったら是非。