たまには街に出る

2024-11-16

 地方民故にか、単純に僕の好みかの判断は迷うところではあるのだけど、自家用車で移動するとなると天神や博多へ行くことは滅多にない。
 西鉄バスが林立し、荒々しい運転をするタクシーが蔓延ることもあって運転しているとストレスを感じるので出かけるなら郊外へ行くことになる。
 天神や中洲へ行くなら大抵は飲み会が理由で、近年は飲み会そのものがなくなり足は遠のくばかりだ。

 福岡市の推進する天神ビッグバンで変わりゆく街を撮影するみたいなテーマ等で撮る人も居るのだろうけど、それは僕じゃなくてもいいのでは? みたいな意識の低さで今の情勢(一連の新型コロナウイルス関係)になってからはフォトウォークに誘われれば行く程度の場所になっていた。

 今回は珍しく百貨店へ買い物に行く用事が出来たので出かけることに。買い物袋で片手が埋まることも考えて、今回のお供はX100Vに決定。
 
 本来はスナップ撮影も込みで博多駅前から中洲経由で天神まで徒歩移動の後、天神の百貨店で目当ての買い物を済ませて戻るはずであったが、急用で時間を取れなくなってしまったので最小限の機材構成で最小限の撮影となる。

 カメラ片手に最寄りの西鉄の駅まで歩き、福岡(天神)方面行きの乗り場へ。

 急行電車への乗り換えが出来たので待ち。

 途中にある数年内に高架化を終える予定の駅。

 福岡(天神)駅まで乗ったのはいつぶりだろうか。コロナ前の段階で今泉にあった贔屓のお店が竹下へ移転してからは天神の近くでお酒を飲むことは減って薬院・平尾・高宮などやや南下して飲んでいることが比較的多くなった。

 思い返せば博多でお酒を飲むことはあまりない。

 今回の目当ては百貨店なのでとりあえずは天神の端にある博多大丸からということで、渡辺通りを横断。
 後ろで解体されているのはイムズ。更にその後ろにチラッと見えているのは多分……福岡市役所だと思われる。
 このあたりは学生時代によくフラフラと本屋巡りをしていたので懐かしい。(福ビルにあった丸善、天神コアにあった紀伊國屋書店、同地下にあった福家書店、メディアモール天神のジュンク堂等)

 博多大丸で探していたものは買えたので、あとは時間まで特に用事もなく、左手から大丸の紙袋をぶら下げながら周囲を少し散策。

 このあと三越や岩田屋にも寄ってブラブラ。(これがいわゆる天ブラ?)

 全体的に人が前に来たときよりも多くいたように感じた。

 一瞬博多までスナップ撮影しながら移動したい欲求に駆られるもグッと我慢して西鉄電車に乗って帰路へ。
 天神での滞在時間は1時間程度となった。